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招かれた女 (中公文庫 あ 10-15)

招かれた女 (中公文庫 あ 10-15)

招かれた女 (中公文庫 あ 10-15)

作家
赤川次郎
出版社
中央公論新社
発売日
2021-03-24
ISBN
9784122070394
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招かれた女 (中公文庫 あ 10-15) / 感想・レビュー

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キンモクセイ

ベテラン刑事の宮本と若手の谷内が女子中学生の殺人事件の容疑者を追っていた。追い詰めた先で谷内が殉職してしまう。事件から数ヶ月後に警察を辞めた宮本と谷内の婚約者だった爽子と偶然出会う。二人はあの時の事件に疑問を持つが、捜査は解決され終了していた。だが、宮本は腑に落ちなかった。何かが引っ掛かっていた。割と序盤で驚きの事態が待ち受けている。まるでバトンリレーのような感覚。助けを簡単に呼べない軽井沢の山荘での緊迫感。抜け出せたのにまだ終わらない。このラスト。全てこうなるために始まったストーリーなのかもしれない。

2022/03/04

Aminadab

同じお薦めサイトに従って赤川次郎5冊目。1980年の長編。すごくテンポのいい快作でお薦めだが、やっぱりネタバレを避けようとすると感想を書きにくい。いいミステリって冒頭の、何の話をこれから読まされるかまだ知らされていない間のドキドキ感が値打ちのひとつなので、粗筋を書いただけでその楽しみが奪われてしまう。本作では第1章が猛スピードで片づいたあと、第2章では別の視点人物の立場から同じ話をたどり直す中で、主要人物である画商の人物像(エグ味があって素晴らしい)が浮き彫りになってくる。そのあたりの不穏感が○。

2022/02/10

ちえちゃん

35年程前の推理小説。真相を掴みかけた者から手がかりを次の者に託し殺されていく。リレーのように真相が分かっていく。そういう結末?!犯人が分かるより驚いた。別荘の電話線を切られ遠く離れた隣家に電話をかけに必死に走っていくシーンに時代を感じた。スマホの無い時代は大変だ(笑)

2022/02/15

coco夏ko10角

感想は続編『裁かれた女』で

2022/11/02

リリパス

簡単に書くと、<とある事件の重要参考人として追われていた男が、刑事に職務質問されそうになって逃げ出し、たまたま運悪く、走って来たトラックにはねられて死んでしまいます。被疑者死亡として事件は解決した。ように見えましたが、「死んだ男は犯人じゃないのでは・・・?真犯人がいるのでは・・・」という、新たな証言が飛び出してきて・・・・。>というお話。面白かったのですが、ちょっと後味が悪かったかも・・・・。

2021/05/21

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