神を統べる者(三)-上宮聖徳法王誕生篇 (中公文庫 あ 93-3)
神を統べる者(三)-上宮聖徳法王誕生篇 (中公文庫 あ 93-3) / 感想・レビュー
TheWho
前巻インドで、ブッダとして覚醒した厩殿御子を巡り小乗仏教派と大乗仏教派の諍いに巻き込まれるが、厩殿御子の霊力で、大乗仏教を勝利に導き御子一派は、父用明天皇の即位に伴い日本に帰国する事となる。そして、倭国の仏教導入を巡り廃仏派の物部守屋と崇仏派の蘇我馬子との争い、所謂丁未の乱に発展していく。上中下3巻で、スペクタルで淫靡な古代史伝奇物語でありながら、古代史を蔓延する各種宗教(道教、小乗・大乗仏教、神道)の解釈が、興味深かかった作品です。
2023/04/27
tako_machida
聖徳太子について書かれたスケールの大きいファンタジー。仏教、エロス、蘇我対物部の戦い、面白かったです。
2021/08/09
感想・レビューをもっと見る