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元禄お犬姫 (中公文庫 も 26-4)

元禄お犬姫 (中公文庫 も 26-4)

元禄お犬姫 (中公文庫 も 26-4)

作家
諸田玲子
出版社
中央公論新社
発売日
2021-05-21
ISBN
9784122070714
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元禄お犬姫 (中公文庫 も 26-4) / 感想・レビュー

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onasu

「生類憐れみの令」の折、犬小屋支配を務める森橋家には、どんな犬も手懐けてしまう「お犬姫」と呼ばれる娘がいたとか。  そんな犬好きの知世だが、母親が四六時中の犬の鳴き声に体を悪くしたことから、祖父、弟と共に祖父の知り合いの市中の剣術道場の離れで静養することに。するとそこには、「お犬さま」で困りごとを抱える人たちが…。そして、時あたかも「忠臣蔵」の折、赤穂藩士もその道場に通っていて…。  「お犬さま」が種だが、それが発芽したストーリーは、この期ならではの人間模様(恋愛も)で、思いのほか楽しんでこられました。

2023/01/06

kmzwrs5781

天下の悪法と名高い「生類憐みの令」。その悪法に振り回されつつも犬を愛し犬に愛されるお犬姫の物語。悪法に苦しまされた庶民にも救いの手を。

2024/10/05

なんてひだ

好きだわ諸田玲子さん。しっかりしてるもん 落語でいうオチもあるし。悪政名高い綱吉の時代と赤穂浪士とシンクロしてるのも粋だね、最初からお犬姫が単語になるって、何の疑いも持たずに進めていくのがいい 僅か一冊なのにだいぶ登場人物いたね、犬爺なんか癖の塊だし、10万匹の犬の行く末も知りたいかもしれない。実際にいたんだろうなって思うお犬姫 思ったより弟の登場が少ないので やっぱりいいですねただ人殺しだけ描いてるベストセラー作家が売れてる意味がわからない。こういう歴史を踏まえた物語を読まないとってこと

2023/03/18

ぺしみち

ドッグトレーナーがいたら結構な商売になっただろうな。

2021/09/27

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