谷崎潤一郎伝-堂々たる人生 (中公文庫 こ 43-3)
谷崎潤一郎伝-堂々たる人生 (中公文庫 こ 43-3) / 感想・レビュー
モリータ
◆単行本読了済(単行本、買っていなかった)
2021/11/04
まぶぜたろう
中盤まで読んで、単行本で読んでいたことに気づいた。感想は同じ。つまらん。■本書は谷崎にまつわる様々な事件や逸話、嗜好の変遷に既に通じている方に書かれており、私のような谷崎レベルの低い者が読むと、通説よりも私の説の方が正しいとか、どっちでもい〜だろー、細々細々書いてんじゃねーよ、面倒くせーなーとしか思えぬ。■著者には、よくお調べになってますなぁ、面倒くせーとか言ってホントにすみませんなのだが、この著者のミステリ論や映画論は偉そーなくせにまるで実がなく、そもそもが好きな人ではないのであった。
2021/10/05
yoyogi kazuo
辛口批評で知られる著者だが、谷崎には心酔していることが伝わってくる。詳細な伝記で中身が濃いのは嬉しく、ここまで詳細に書くなら簡潔でも年譜のような形式の付録があれば尚よかったと思う。完全な私事ではあるが、自分の祖父が東灘区に長く住んでいて、谷崎のイメージと被り、谷崎の写真を見るといつも祖父を思い出したことを思い出した。
2021/09/12
tkm66
「天才・変態の人生」なのだから楽しく通読。
2022/07/18
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