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少年は死になさい…美しく (中公文庫 し 43-4)

少年は死になさい…美しく (中公文庫 し 43-4)

少年は死になさい…美しく (中公文庫 し 43-4)

作家
新堂冬樹
出版社
中央公論新社
発売日
2021-08-20
ISBN
9784122070967
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少年は死になさい…美しく (中公文庫 し 43-4) / 感想・レビュー

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yumimiy

白冬樹は気味が悪いほどの純愛で嘘っぽい。黒冬樹はこれでもかって悪魔っぽい。本書は真っ黒冬樹の狂気作話だが、一概に狂ってるとは言えない。これから先は妊婦さんや子育て中の方は読まないで!絶対だよ。日本で起きた猟奇事件の中で驚愕したのは、臨月の妊婦の腹を割き胎児を取り出し、代わりに電話機を収めた。という事件があり未解決だ。次に座間事件、八人の女性自殺志願者+男、計九人を捌いたS、これにも仰天😓最近では精神科医一家が…。なんだろうね、人間って。「健全な身体に宿る健全な精神」っていうが、実はそんなに単純ではない。

2023/08/10

やんちゃジジイ

殺人依存症の100倍グロテスクだった

2021/09/23

四弦桜

これは凄い…目を覆いたくなるような描写のオンパレード。 グロいとか言うレベルではない。 人にはすすめられない小説は初めてだ。 でも、先が気になりページを捲る手が止まらなかった。 初めての黒新堂、堪能させてもらいました。

2022/10/22

じーつー

刑事名倉vs猟奇殺人者恭介vs鬼畜少年篠原。 三すくみの構図、いや、猟奇殺人者が強すぎる。 冒頭のシーンは鬼畜少年の独壇場。 まずこの時点で読むことを躊躇するレベルのグロテスク。 篠原が手にかけたのは恭介の嫁と子ども。 それを知って復讐を図る恭介だけど、その理由がサイコでしかない。 「大切な人を殺されたから」ではなく、「質の低い殺し=芸術を見せられたから」って。 そして恭介の芸術を誇示するために選ばれたのが篠原と名倉の嫁。 鬼畜とかはしょうがないとして、何の罪もない人が地獄を見ることになるのは辛すぎる。

2021/09/28

saiikitogohu

「猟奇殺人者VS鬼畜少年VS警視庁」とか帯に書くから、サイコパスどうしでめっちゃ頭脳戦が繰り広げられるのを期待したら、そうでもなかった。基本は「猟奇殺人者」が一方的に蹂躙する話なのだけど、ちょっとあまりこの人のサイコパスみに魅力がないから、早く死んでほしくなってしまう。あと“芸術家”設定どうなんだろ?作る作品のコンセプトが陳腐すぎるのだけど、この「滑ってる感」あるキャラ造形上あえてやってるだろうか。作品名で『鬼畜と聖母』とかAVみたいだし、『ファーストキス』とかJ-POPみたいだし。

2022/03/06

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