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いい女、ふだんブッ散らかしており (中公文庫 あ 60-3)

いい女、ふだんブッ散らかしており (中公文庫 あ 60-3)

いい女、ふだんブッ散らかしており (中公文庫 あ 60-3)

作家
阿川佐和子
出版社
中央公論新社
発売日
2022-01-20
ISBN
9784122071629
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ジャンル

いい女、ふだんブッ散らかしており (中公文庫 あ 60-3) / 感想・レビュー

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Ikutan

コロナ流行前の2016年から2018年のエッセイ。お父様の葬儀から始まり友人とのお別れもいくつか。アガワさんは、人生のちょっと先輩なので、色々参考になります。片付けられない(捨てられない)とか、物忘れが増えてきたところとか、自虐ネタにクスリと笑いつつ、私も私もと共感できますね。あぁでも、私も身長150cmだけど、床には物は置かないなぁ(笑)。女優として活躍し、ドラマ出演で走っちゃうというパワフルなアガワさん。そして還暦過ぎての結婚まで‼元気をもらえる楽しいエッセイです。

2022/08/15

あや

お父様の死、お母様の介護、還暦過ぎてのご結婚・・・人が一人亡くなるって本当に大変なことなのだと思い知らされました。私も物が捨てられず、お部屋が散らかっているので他人事とは思えず。ご結婚生活のお話は楽しく読みました。還暦過ぎてのご結婚、憧れます。

2023/06/18

米太郎

・阿川佐和子のエッセイが好き。介護の話も父親の死もなかなかに大きいできごとだが、阿川さんの書き方だと大したことないように見える。相変わらず阿川さんらしく楽しく過ごせててよかった

2023/12/12

わんつーろっく

初出は2016年から2年にわたり「婦人公論」に掲載されたエッセィである。父を看取り、友を見送り、認知症の母の介護、そして還暦を過ぎてからの結婚。ちょうどこの頃はテレビドラマでタビを作る女優としても多忙の日々。阿川さん、タイトル通り、ブッ散らかった部屋で資料の山をあっちへこっちへと床に並べる習癖があるとのこと。小さな老いを蹴散らして、挑戦し続ける姿は私たち世代の希望の星。テンポよく楽しませてもらいました。いい男、金と力はなかりけりって言いますから。

2023/08/25

駄目男

何度も言ってるようにエッセイは自虐的なものに限る。くだらない洒落の連発は御無用。向田邦子と阿川佐和子の父親恐怖論などはどんなエピソードでも面白くて好きだ。近年、彼女は結婚したそうだが、お見合い歴50回、身長150㎝弱の彼女がいかに世間を渡って来たのか、痛快活劇とは言わないが、その失敗談みたいなものが却って笑える。私個人は特別彼女のファンというわけではないが、文筆家としての彼女には興味がある。例えば好きな女優、タレント、歌手がいるとする。想像だが、時にユーモラスな発言をする阿川氏の才能を、

2024/03/18

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