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寄り添って老後 (中公文庫 さ 61-2)

寄り添って老後 (中公文庫 さ 61-2)

寄り添って老後 (中公文庫 さ 61-2)

作家
沢村貞子
出版社
中央公論新社
発売日
2022-05-24
ISBN
9784122072077
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寄り添って老後 (中公文庫 さ 61-2) / 感想・レビュー

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shio

NHKで沢村さんの料理番組があるようで最近著作を目にします。30年前の本の再文庫化。表紙のドーナツがカワイイ!80代になり、長年住んだ東京を離れ、海を眺めて暮らすため湘南のマンションへ引っ越し。「つまらない慾もなくなって、ごく自然に幕をしめる」ためだそう。着物や本、家財道具や庭木も置いて。最近老活の本も増え、少しずつ老い始めを感じるようになったこの頃😅私はどんな老人になるのかなぁ、なんて少し思うように。1908年生まれの沢村さん、しかも元女優さんとは生きた時代も場所も違うけど、老いの感じ方は同じかも。

2022/08/10

Shoji

年輪を積み重ねて、仕事もリタイアして、健康で夫婦円満。幸せなおばあちゃんだなと思った。なんだかいいな。

2022/09/12

ごへいもち

読み終えて寂寥感…。1908年生まれで大学に行ったというのは当時で言えば相当なエリートだろうなぁ。

2022/06/17

平坂裕子

沢村さんの遊びの定義、どうしてもいやなことはしない。自分がしたい、と思うことだけをしてきた・・ と、いうことは、ずっと遊んでいた。生き方も自分たちが、こうしたい!と、思うように日々暮らしていく。潔さの中にもご夫婦で、沢山話をしてこられたのが、素敵であった。

2022/09/30

最中

広い世間の中で、ご縁があってつきあう人たちには一生懸命、やさしくすること。けれど、相手の暮らしに踏みこまないこと。自分と違う生き方を無理に理解しようとしないこと…つまり、お互いにそのまま、そのまま、あとは自然のなりゆきにまかせること。親類縁者の間でも同じことーというわけである。p.122

2024/01/14

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