KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

組織の盛衰-決定版 (中公文庫 さ 85-1)

組織の盛衰-決定版 (中公文庫 さ 85-1)

組織の盛衰-決定版 (中公文庫 さ 85-1)

作家
堺屋太一
出版社
中央公論新社
発売日
2022-06-22
ISBN
9784122072176
amazonで購入する Kindle版を購入する

組織の盛衰-決定版 (中公文庫 さ 85-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Mark X Japan

組織の盛衰でも、衰が中心です。鋭い示唆に富んだ内容です。抽象的な部分は消化不良気味でしたが、具体例はとても参考になります。また、具体例から著者の言う歴史に学ぶ・歴史を学ぶことの大切さも、よく分かります。☆:4.0

2022/07/20

すのす

組織論本として読了。全体として、民間組織を念頭に置いた収斂の仕方。前半部分は公共部門もよく当てはまる(というか行政組織の批判的検討である)。環境への過剰適応なんかは「失敗の本質」でも指摘されていたと思うが、ある意味でやはり本質なのだろうし、ある意味で旧日本軍ベースの議論はそこに落ち着くんだろうと思った。組織を作る目的と組織自体の目的は異なる、リーダーのなすべきは理念目標確定・基本方針提示・全体の調整、など、確かになと思うところ多し。

2022/09/12

Celina

オリジナルは随分前に出版されたが、時代が変わっても組織の基本的な部分は変わらないという事だろう。流石は堺屋先生。時代を超えて愛される名著をありがとう!

akiapa2

組織には構成員の心地よさの追求を目的とする共同体と、外的な目標達成を目的とした機能体がある。目的達成に拘る機能体が理想形に思われるが、機能体組織においても時間と共に構成員が設立時の目的とは異なる目的を持ち始め、共同体化を要求する傾向がある。巨大組織の死に至る病の原因は①機能体の共同体化②環境への過剰適用③成功体験への埋没。死に至る病から脱却するには実力主義の人事制度の導入が必要な一方、永続的な組織であるためには権力と禄高を分離した江戸幕府の様にヒューマンウェア(対人技術)も配慮した組織デザインが必要となる

2023/04/01

ゆんろん

組織人は必読だと思う。

2022/07/08

感想・レビューをもっと見る