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崖っぷち芸人、会社を救う (中公文庫 あ 100-1)

崖っぷち芸人、会社を救う (中公文庫 あ 100-1)

崖っぷち芸人、会社を救う (中公文庫 あ 100-1)

作家
安藤祐介
出版社
中央公論新社
発売日
2023-04-21
ISBN
9784122073494
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崖っぷち芸人、会社を救う (中公文庫 あ 100-1) / 感想・レビュー

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さくら★もち

戦力外通告を受けプロ野球界を引退したスーパー店員と、持ち味を活かせず燻っているお笑い芸人たちが「お笑い実業団」の活動を通して店を盛り上げて人生を輝かせる。売上第一のスーパーの経営陣とお客さんを喜ばせたい現場の軋轢、売れてなんぼの笑いの世界で真の笑いを追求して突き進む芸人たちの辛苦、そしてそれぞれが描く夢。読むほどに彼らを応援したくなる自分がいた。作中の漫才ネタがなかなか面白い。のらえもんいいぞ~٩(ˊᗜˋ*)و笑いは正義。笑いで味方を増やし、大きなドッカーン!を響かせる。夢と希望に溢れた楽しい1冊だった。

2023/06/24

タルシル📖ヨムノスキー

ある総合スーパーが、スポーツではなく「お笑い」の実業団を立ち上げ、芸人の育成と商売繁盛を狙おうという話。音楽、美術、そしてお笑い…。生きてく上で絶対必要というわけではないけれど、これらのない世界はやっぱり潤いがないというかつまらない。ただ個人的には、リアクション芸とか誰かの何かををからかうようなネタはやめてほしい。あと下ネタね。あれは「笑わせてる」のではなくて「笑われてる」だけだから。私はいわゆる「話芸」が好き!物語は最高でした!こんなスーパーがあったら行ってみたいし、地元密着の芸人さんなら応援したい。

2023/04/26

いっこう

スーパーによるお笑い実業団の運営。安藤さんらしいほんわかするお話。安心して読めました。

2024/04/16

ミクロかめ

多少の浮き沈みはあったけれど、最後は優しい気持ちになれるのだろうな、と、良い意味で予想できる雰囲気だったので、安心して読めた。

2023/12/28

なごみ*こはる

☆☆☆ 戦力外になった元野球選手栄治が新天地として働くスーパーで「お笑い実業団」のリーダーを任され、売れずにバイトをしているお笑い芸人たちと経営存続に向けて奮闘する物語。実は最近同じように戦力外通告を受けてしまった私も、他人事と思えないほど感情移入しながら読み、また励まされました。面白いは正義、っていいですね。栄治が最後に気づいた、「選ばれなかった人間だと思っていた、けれど、何かや誰かに選ばれてその場所にいる」という事に私自身の現在を重ね、勇気づけられ、優しい気持ちになりました。

2024/01/01

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