いとしさの王国へ: 文学的少女漫画讀本 (マーブルブックス)
いとしさの王国へ: 文学的少女漫画讀本 (マーブルブックス) / 感想・レビュー
スノーマン
読んだ人の年齢によって、ピンとくる漫画作品はそれぞれ違うと思うけど、少女漫画を読んで育った少女時代を懐かしく思い出し、また読みたくなる。大島弓子、吉野朔実、くらもちふさこ、陸奥A子、矢沢あい、多田かおる、、それぞれ主人公の女の子に乗り移り、相手の男の子に恋をした甘い気持ちが蘇る〜。こういう本は、自分の心のやばい部屋の鍵をうっかり開けてしまうな〜(笑)
2014/04/23
ゆっ
9人の作家の少女漫画への愛が詰まったエッセイ集。私は漫画を読まないので共感は薄めだったけど、熱は伝わって来ました。
2019/02/21
はなはな
ここでとりあげられている作品の半分は読んでいないどころか、作家さんも知らなかった。この時期には少女マンガ読みを卒業してしまってたんだなってわかって、ちょっとさみしい。作家さんで選んでるもんね、いまは。
2014/07/18
椿子
漫画評論にしてはそれほどでもないし、紹介されている漫画も殆ど知っている(文学的少女なら多分読んでるはず)ものばかりだったので、よくもわるくも普通の本かなあと。桜井亜美さんの岡崎京子さんについての文が良かった。
2011/05/30
百花
サブタイトルには文学的少女漫画讀本とある。十人の作家もしくはライターによる、少女漫画が自分たちに与えた影響の記憶と考察。これはそのまま、私自身の記憶ともリンクしている。プロローグには「少女漫画は思春期の副読本。そう、私たちは少女漫画でできている。」とあるが、それは決して間違いではないだろう。無論、読まなくて大人に育った人もいるにはいるだろうが、読んだほうがより豊かな感性を得ることができたのではないか、と言うと叱られるだろうか。本作品に寄稿した作家の作品を読めば確かめられるだろう。
2018/10/17
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