日本の文学 18 永井荷風 1
日本の文学 18 永井荷風 1 / 感想・レビュー
KAZOO
この巻には、「あめりか物語」「ふらんす物語」からいくつかの部分と、「すみだ川」「腕くらべ」「日和下駄」「断腸亭日乗」の一部などが収められています。最初の2作は自分の欧米遊学の経験を中心としたものであります。当時としてはかなり珍しかったのでしょう。またかなりきわどい部分もあって「ふらんす物語」は発禁処分となっています。荷風がその後に書いた習作のような感じもします。
2015/07/09
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