日本の文学 56 石川達三
日本の文学 56 石川達三 / 感想・レビュー
KAZOO
この本の中には、蒼氓、生きている兵隊、三代の矜持、神坂四郎の犯罪、時の流れ、捨吉とその妻、青色革命と7つの作品が収められています。私は神坂四郎の犯罪と捨吉とその妻はほかのところで読んだ覚えがあります。ここにあるのは彼の代表作ですね。ただ私はその後出版された「青春の蹉跌」を読みこんだ覚えがあります。蒼氓は移民問題をあるっています。神坂四郎は芥川の「藪の中」を思い出させてくれます。比較的好きな作家です。
2016/08/03
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