日本の文学 66 野間宏
日本の文学 66 野間宏 / 感想・レビュー
KAZOO
この巻は野間宏の代表的な作品が収められています。短編の「暗い絵」「顔のなかの赤い月」「崩壊感覚」などと大作「真空地帯」です。「百年の孤独」を読み終わった後ではこの真空地帯は読みやすく感じました。大阪弁の会話などが多いためでしょうか？軍隊組織のあり方を暴いてくれます。「暗い絵」は最初にブリューゲルの絵についての説明が私には興味を引きました。
2016/09/14
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