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カンヴァス世界の大画家〈11〉ブリューゲル

カンヴァス世界の大画家〈11〉ブリューゲル

カンヴァス世界の大画家〈11〉ブリューゲル

作家
井上靖
高階秀爾
出版社
中央公論新社
発売日
1984-04-01
ISBN
9784124019018
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カンヴァス世界の大画家〈11〉ブリューゲル / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

ブリューゲルは偏愛する画家の一人でもあり、他の画集でも何度も眺めている。また、幸いにもウィーン美術史美術館やブリュッセル王立美術館等で原画の多くを直接見る機会にも恵まれた。それにしてもブリューゲルは見るたびに何らかの発見がある。今回は巻末の「ネーデルラントの諺」と「子どもの遊戯」の図解解説にしたがって、あらためて細部を楽しんだ。また、「悪女フリート」や「死の勝利」を見るにつけ、ボッシュとの相通性を思うし、北方ルネサンスの悪魔的な豊潤さに思いを馳せることになる。

2021/12/12

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