水上勉全集 (8) 城・佐渡の埋れ火
水上勉全集 (8) 城・佐渡の埋れ火 / 感想・レビュー
モリータ
来週佐渡に行くので予習として「佐渡の埋れ火」を読む。以前「名塩川」を読むのに買った同じ巻に入っていてラッキーだった。金山で働く男と、同じく金山で働き、のち遊女となった娘の過酷な運命が、天保年間の佐渡奉行の赴任から離任までの日誌と、一国騒動によって夫を失い、盲目=瞽女となった母の口伝が絡み合わせて語られる。
2017/08/11
モリータ
「名塩川」という作品があるのを初めて知った。そういえば名塩で桜を見た記憶はないし、国道176号線の拡張工事であのあたりもどうなるかわからないので、ちかぢかお墓参りもかねて散策してこよう(名塩の紙漉きの始祖、東山弥右衛門の墓は祖父と同じ墓地にあるようだ)
2012/04/27
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