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律令国家の建設とあらがう神祇 (マンガ 日本の歴史 6)

律令国家の建設とあらがう神祇 (マンガ 日本の歴史 6)

律令国家の建設とあらがう神祇 (マンガ 日本の歴史 6)

作家
石ノ森章太郎
出版社
中央公論新社
発売日
1990-04-01
ISBN
9784124028065
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律令国家の建設とあらがう神祇 (マンガ 日本の歴史 6) / 感想・レビュー

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そる

うーん、難しい。分かったのはお金が使われるようになったこと。「和同開珎」です。と、同時期に平城京遷都。710年、「なんときれいな平城京」でしたか?これが奈良時代の始まりとの事。あと「古事記」「日本書紀」が書かれた。「三世一身法」って聞いた事あるけどどんな事?これが起こった出来事です。特別思うこともなかったなー。

2018/11/01

keroppi

白村江の戦い、壬申の乱、律令国家の成立、奈良時代の始まり。この歴史漫画では海外との関わりから日本を見つめている。そこから日本国家が成り立ってきたということを分かりやすく伝えてくれる。「古事記」「日本書紀」の編纂が、天皇家の支配を正当化し国の内外に示すものであったという事なんだな。

2021/03/20

あつひめ

国としての形がどんどん出来上がっていく。それでもまだまだ跡目争いというか後継者選びは国のことより想いの方が強く出てしまうようだ。現代は男性優先の天皇制だが、本当に女性天皇でもよくなったらどんな変化が生じるか…と、活躍した女性天皇にこれからの日本の天皇制を重ねてしまう。作者覚書のコーナーに描かれていた高御座…おお、これは…この時代から変わらず受け継がれているものもあるのだな…と感じた。

2018/04/25

まあちゃん

中臣鎌足の名前は教科書で知っていた。大化の改新依頼、天智天皇を助けて働いた彼は、死ぬ間際に「葬儀は簡単にするように、迷惑をかけたくない」と言い残す。こういう素晴らしい人がいたんだな。蘇我入鹿の暗殺を企て、民を苦しみから救い、改革によって国を強くして、死ぬ時にもこの言葉。あっぱれ!天武天皇と、その妻持統天皇により、律令国家への幕が開ける。唐の都に倣った都を建てる。

2014/03/20

印度 洋一郎

白村江の敗戦による対外的緊張、壬申の乱を引き起こした急激な大化の改新への反発、大和王権は尚も内憂外患が続く。数世紀続いた神権政治から、理性と法で統治する律令体制への意向は当時の倭人にとって、やはりラジカル過ぎる改革だったのだろうか。皇統内での権力闘争も相変わらず続いて、挿入される系図がないとわかりにくい。この頃女帝が続いたのは、やはり改新政権への風当たりが強かったからだろうか。作画で見ると、寺院や宮殿は板葺き、瓦屋根の建築物になっていくが、地方の役所などは相変わらず茅葺きで、時代による風景の変化がわかる。

2023/06/24

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