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王朝国家と跳梁する物怪 (マンガ 日本の歴史 11)

王朝国家と跳梁する物怪 (マンガ 日本の歴史 11)

王朝国家と跳梁する物怪 (マンガ 日本の歴史 11)

作家
石ノ森章太郎
出版社
中央公論新社
発売日
1990-09-01
ISBN
9784124028119
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王朝国家と跳梁する物怪 (マンガ 日本の歴史 11) / 感想・レビュー

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あつひめ

藤原道長…一気に華やかな図柄となり、読み進めるのが楽しくなる。源氏物語…世の中に文化が広まりつつあることで、強さだけでは魅力のない人だと思われそうだ。学校で学んだことが薄っすら蘇ってきて先が気になる。それにしてもツイテル男はやることやることがラッキーな方に向いて行くな。公家衣服の説明はカラーで見られたらよかったのになぁ。

2018/05/23

まあちゃん

藤原道長が娘3人を天皇の后にし、かの有名な「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることも無しと思へば」を詠む。あまりに完璧に望みを叶えたが、運もあったろうが、きっと知恵采配に長けていたのでしょう。清少納言や紫式部が活躍していた時代。

2014/06/29

印度 洋一郎

この巻は藤原道長の時代、摂関政治の絶頂期を描く。解説によると大きな武力紛争も無く、地方では荘園が広がり、朝廷の統治が比較的変動の少ない時期にさしかかった事が天皇親政ではなく、摂関政治に有利に働いたという。とは言え、藤原氏の内部で権力闘争は続いていた。元々は傍流で終わったかもしれない道長が政権の首班になれたのも、大流行した疫病でも死ななかったなど、強運もあったらしい。又、この時期は清少納言や紫式部の王朝文学の時代でもあり、この二人の作家も宮中の対立する陣営に身を置いていたが、当人同士の確執の有無は不明だ。

2023/07/16

nanako

ついに源氏物語が!藤原道長が登場。娘を天皇のもとに入内させ、その子が男の子を生み、摂関政治として強い意見を言えるようになり、栄華を極める。時代は女流作家の活躍と浄土信仰など。日本人の精神的営為の独特の到達点。優雅な王朝絵巻の時代。卑弥呼の巻の次に面白かった♪

2013/02/24

アカショウビン

道長の時代。大鏡の弓争いや、肝試しの話 。源氏物語の夕顔やら、式部の日記など有名なシーンからの引用が素晴らしいと思った。道長の最期がこのようであったことは勉強になった。

2023/06/03

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