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源平の内乱と鎌倉幕府の誕生 (マンガ 日本の歴史 15)

源平の内乱と鎌倉幕府の誕生 (マンガ 日本の歴史 15)

源平の内乱と鎌倉幕府の誕生 (マンガ 日本の歴史 15)

作家
石ノ森章太郎
出版社
中央公論新社
発売日
1991-01-01
ISBN
9784124028157
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源平の内乱と鎌倉幕府の誕生 (マンガ 日本の歴史 15) / 感想・レビュー

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あつひめ

何度見ても安徳天皇の最後は切ないものがある。それが戦というものかもしれないが…。源頼朝、妻政子…この人たちの存在を知ったのは子供の頃に見た大河ドラマ草燃えるだった。そのイメージがあったのでもっと北条氏や政子も出てくるかと思ったが。義経のように戦が上手い人間は、やはり怖い存在なのかもしれない。身内とていつ裏切るかわからない時代だし。静御前も1ページだけで終わってしまった…もう少ししそこらへんを知りたかった…。

2018/05/30

印度 洋一郎

歴史的一大トピックである源平の争いをテーマにして、プロローグの壇ノ浦合戦では見開き大ゴマを使って戦場を表現したり、石ノ森先生も乗っている感じ。只、この本は合戦よりも頼朝の政治的な動きを中心にして描写しており、義経、政子など有名人が多い故にドラマチックに描くことを抑制しているようにも見える。前巻で清盛の権力拡大に怒っていた右大臣の九条兼実が、頼朝の後押しで内覧となって再登場するとすっかり親武家になっているのが、僅か数年間の歴史の大変動を感じさせるが、ちょっと容貌が違うので同じキャラに見えないかも。

2023/08/02

ヘムレンしば

序章で壇ノ浦の合戦を描いて、第1章から源平合戦、義経追討、鎌倉幕府の成立まで描かれています。歴史としては頼朝の方が重要なので、面白い合戦部分は序章だけに纏めて・・・という構成なんでしょうが、二度手間になって巨匠らしからぬ構成の失敗をしているなぁといった感じです。ここから朝廷と幕府の2重支配という日本独特の政治が始まるのですが、平家の政権と比べて何故なのか?もう少し考えたい所ですね。一族の繁栄を考えて無さそうな頼朝という人物についても。相変わらず巻末の東大教授様の解説は適当過ぎて良くないです。

2015/10/18

nanako

平清盛率いる平一族に反感を持っていた人々が、ついにクーデターをする。前の平治の乱で殺されず配流の身になった源頼朝や義経が主流になる。義経の奇襲などにより源氏が勝利を収める。源頼朝は、実の弟である義経の力を恐れ、満足な恩寵を与えない。ついに逃げ隠れて戦いに備えていた義経は殺されてしまう。後白河天皇が亡くなるのを待ち、晴れて征夷大将軍に鳴った源頼朝は、同族の結束以外を知らないバラバラの存在だった武士団を御家人組織に結集させ、鎌倉幕府を開く。

2013/04/07

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