足利義満、「日本国王」となる (マンガ 日本の歴史 20)
足利義満、「日本国王」となる (マンガ 日本の歴史 20) / 感想・レビュー
印度 洋一郎
室町幕府三代将軍足利義満を中心にした、約30年間について。幕府はようやく九州や吉野の南朝残党を制圧し、国内統一を図るが、大陸の明朝からは正統政権とは見做されず、それが義満の「日本国王」への執着となった、という見立て。それと並行し、南北朝統一後は有力守護大名を次々討伐。鎌倉幕府の御家人粛正がより大規模な軍事衝突として展開しているような構造で、室町幕府も体制としては盤石ではなかったらしい。作中、対明関係の第一章と守護粛正の第二章の時系列が多少前後している。尚、四代将軍義持の治世二十年は僅か10ページほどで終了
2023/08/23
ブルーローズ
このあたりの流れをつかむのに非常に役にたったが、何よりも巻末の資料がよかった。
2010/08/20
わせりん
足利義満の集権体勢と地域の自立。義満の強さと琉球王国の影響の大きさを知る。
2021/01/03
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