マンガ日本の歴史 26
マンガ日本の歴史 26 / 感想・レビュー
印度 洋一郎
中国大返しから小田原攻めまでの、僅か8年間の巻。この極めて短い期間に、織田氏の一武将に過ぎなかった秀吉が天下統一を果たすのだから文字通り激動の歴史。何しろ、僅か数年で関白に昇りつめている。石ノ森先生もキャラが立つ秀吉は描き易いらしく、ねねとの寝所での会話で重要な政策を思いついたり、出ずっぱり。見開きで大坂城、聚楽第、富士山などをバーン!と描いているのもノっている感じ。秀吉が寝所で使う南蛮ベッドも丁寧に描き込まれていて、マンガとしても中身が濃い。天下取りが早すぎて政権基盤を作る暇が無かったのではないかと思う
2023/09/26
わせりん
まさかの急襲で光秀に勝利し、秀吉の天下が始まる。これも時運を味方につけた偶然の結果。持ち前の賢さと財で世に知らしめる。手放しの天下ではなく、雌伏の家康が不気味。
2021/03/19
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