KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

マンガ日本の歴史 27

マンガ日本の歴史 27

マンガ日本の歴史 27

作家
石ノ森章太郎
出版社
中央公論新社
発売日
1992-01-01
ISBN
9784124028270
amazonで購入する

マンガ日本の歴史 27 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

印度 洋一郎

秀吉政権後半の十年弱の期間。千利休と朝鮮侵攻が大きなテーマで、晩年の秀吉の老害というよりも、拡大路線が基本の秀吉政権では対外戦争も国内平定後の政策の一つとして必然だったかもしれないと思わせる部分もある。そして、やはり成り上がり者の悲しさで係累の層が薄く、秀吉という超カリスマに頼り切った政権故の脆弱性が、本人の高齢化と共に表面化したと言えるかもしれない。この巻では朝鮮沖での日本と朝鮮との海戦を大ゴマで何度も描いていて、大スペクタクル。石ノ森先生が利休を描くために取材として経験した茶席についてのレポートもよし

2023/09/27

感想・レビューをもっと見る