KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

マンガ日本の歴史 30

マンガ日本の歴史 30

マンガ日本の歴史 30

作家
石ノ森章太郎
出版社
中央公論新社
発売日
1992-04-01
ISBN
9784124028300
amazonで購入する

マンガ日本の歴史 30 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

印度 洋一郎

三代将軍の家光による統制外交、いわゆる「鎖国」を中心に日光東照宮へ例幣使が始まる頃までの江戸初期。日本の外交方針を論じた「日本誌」の著者ケンペルがプロローグとなり、ポルトガルやイギリスとの交易停止、外国人との混血者の追放など、段階を経て鎖国体制が成立していく。江戸参府が自己負担だったオランダ商館長に対し、朝鮮通信使の将軍拝謁は幕府が経費を全て負担した事に「独立国との正式な外交」の重みが伺える。大陸の清朝に冊封された琉球の通信使はあえて中国風の装束で「将軍の威光は遠く唐にも届いている」というプロパガンダに。

2023/10/16

感想・レビューをもっと見る