マンガ日本の歴史 47
マンガ日本の歴史 47 / 感想・レビュー
印度 洋一郎
縄文前期から中期、日本各地を地域毎に描いていく。複雑な文様の土器や希少資源の翡翠を生み出す中部・北陸、漁具が発達した東北、貝の利用が発達する関東等、縄文文化が列島の東側中心である事が伺える展開だ。この頃になると、竪穴式住居も巨大化し30メートル級のものも出現。又、宗教の原型のような信仰も芽生えてくる。ストーリーとしては、少年達が大人と共にあちこち旅をするという展開中心なのは、縄文文明圏内での人間の移動がかなり活発だったことの反映でもある。解説では、縄文後期の北海道の遺跡として、古墳並の巨大な墓地も紹介。
2024/01/23
zx-sho2
☆☆☆★★
2011/06/20
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