マンガ日本の歴史 48
マンガ日本の歴史 48 / 感想・レビュー
印度 洋一郎
縄文時代末期、主に成人儀礼である抜歯と婚姻という社会構造に着目した展開になる。このパターンの違いにより、日本列島は北海道、東日本、西日本と概ね三つの文化圏に分かれていたのがわかるらしい。縄文晩期の社会は、同じムラの中でも、血筋が「ウチ」と「ヨソ」では家族同士でも埋葬場所を分けるという厳格な血統主義が既にあったと推察されている。そして、後半は今まで余り出てこなかった西日本が、大陸の戦乱の影響を逃れて、朝鮮半島からやってきた人達に主導される米作りによって弥生時代への道筋が拓かれる結末。これにて先史編も終了だ。
2024/01/27
zx-sho2
☆☆☆★★
2011/06/21
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