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武田百合子全作品 5

武田百合子全作品 5

武田百合子全作品 5

作家
武田百合子
出版社
中央公論新社
発売日
1995-02-01
ISBN
9784124032581
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武田百合子全作品 5 / 感想・レビュー

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さく

松田青子さんが紹介していたので。子どもの頃のことなのに、とても丁寧に描写していてその記憶力に驚く。でも、夢日記はざっくりしていて、ちょっと安心。オムレツがとってもまずそうで笑える。

2017/08/30

冬薔薇

読んだ記憶をすっかり無くしていた、最近多い。「続 牛乳」が切ない。戦時中の少女の微妙な心理が、飾り気のない、正直な、感受性の強い人の言葉で綴られる。(だましたうえにいじめた)と。埴谷雄高の回想は残される者の心情はいかばかりか、察するにあまりある追悼文。

2020/05/24

紫電改

著者の二冊目、短編集のうちでは『牛乳』と『続牛乳』が好き。この人の感性は面白いなぁ〜

2022/08/22

冬薔薇

エッセイ集。子供のころの思い出、病弱だったので夏は海の家で過ごしたこと、母を早くに亡くしたのでおばあさんに育てられたこと、どれにも百合子さんの文章の面白さがある。富士日記では知りえなかったいろいろなことがわかる。あっという間に読み終えたが、最後の埴谷雄高の「百合子さんのこと」に詳細が書かれている。泰淳と百合子の比翼塚のところで、知恩院のページを読み返す。どんなに多くの友人たちに愛された女性だったのか。またその文章のファンがこんなにも多くいる。今まで読んできた本の中で百合子さんは生き生きとして存在している。

2016/09/16

メガロパ

まずいオムレツの章が何度読み返してもおかしい。京都行きの話も好き。

2017/06/25

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