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武田百合子全作品(6) 遊覧日記(中央公論社)

武田百合子全作品(6) 遊覧日記(中央公論社)

武田百合子全作品(6) 遊覧日記(中央公論社)

作家
武田百合子
出版社
中央公論新社
発売日
1995-03-01
ISBN
9784124032598
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武田百合子全作品(6) 遊覧日記(中央公論社) / 感想・レビュー

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zakuro

娘は写真家の武田花さん。なんで読みたい本に入れていたのか忘れたけど、ひとの日記は定期的に読みたくなる。昭和の東京を母娘で遊覧する、主に上野界隈を、時には京都を。ただ思い立って出かけることを遊覧と呼ぶことにしたのである。ああ私も早く遊覧したい。時代は令和だし、一緒に行ってくれる娘はいないけど。占領下には日本にもサマータイムがあったとか自分の親や祖母からも聞けなかった話は興味深かった。得体の知れない剥製屋や胡散臭い見世物小屋なんかは私ならちょっとパスしたいけど、そういう場所にあえて近づくところが筆者と私の違い

2021/02/12

いー

遊覧日記

2012/09/12

冬薔薇

1980年代半ばのエッセイ。一人または娘と二人の外歩き、何事も好奇心旺盛、どこへでも行き、誰とでも話す。「世田谷忘年会」がよかった。杉本苑子の「茜雲、富士をめぐる」は武田夫妻のイメージにぴったり。「無我無欲の傑作」を読む者は「読書による浄化をとげる」。

2016/09/19

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