和泉式部日記―マンガ日本の古典 (6)
和泉式部日記―マンガ日本の古典 (6) / 感想・レビュー
モリー
「あらざらむこの世のほかの思い出に今ひとたびのあふこともがな」…もし、病床の恋人から私にこんな歌が送られて来たら、すぐさま飛んでいくことでしょう。この歌を詠んだ和泉式部は、奔放な恋に生きた女性として名を馳せた平安時代の歌人です。そして、和泉式部日記には恋人と交わした歌の数々が記録されています。どの歌にも男心が揺さぶられます。近づこうとして歌を送る男を時に突き放し、時にじらし、時に素直に受け入れる。恋の駆け引きに関しては和泉式部の右に出る人はいないかもしれません。いつかマンガではない和泉式部日記を読みたい。
2021/07/13
かずー
源氏物語と比べ登場人物が少なく分かりやすい。
2021/03/08
花林糖
(図書館本)こんなにベタベタラブロマンス物だったんですね。二人の間を何度も往復させられる小舎人童がちょっと可哀想でした。
2017/04/04
あっきー
⭐2 源氏物語と同時代であり雰囲気が似ている、片方がかまってほしい時にもう片方は素っ気なく何度も互いにすれ違うなど現代にもよくあるような心情の話だ、平安貴族の似た感じの筋書きの話が続いたので次は違う系統の話を読みたくなった
2022/05/05
椿
久しぶりのいがらしゆみこさん。和泉式部は、思ってた通りの恋多き女性だった。文のやりとりで、何度も往復させられてる小舎人童が大変そうだったなぁ。
2016/05/26
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