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吾妻鏡(下)―マンガ日本の古典 (16)

吾妻鏡(下)―マンガ日本の古典 (16)

吾妻鏡(下)―マンガ日本の古典 (16)

作家
竹宮恵子
出版社
中央公論新社
発売日
1996-02-01
ISBN
9784124032949
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吾妻鏡(下)―マンガ日本の古典 (16) / 感想・レビュー

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Ayumi Katayama

そもそもは実朝がきっかけで読み始めたのだが、ようようにして実朝登場である。少ない………(笑)。兄の頼家がもっとしっかりしていて将軍に就きさえせなんだら寿命を全うできたかもしれず、さすればもっと多くの短歌を詠めたかもしれない。でもこの本には「われて砕けて裂けて散るかも」の一首がないんだな。というか、短歌についてはあまり触れられず。少し寂しい。

2021/06/27

美東

上巻の第一章「頼朝挙兵」25頁に遡る。石橋山の戦いに先立って頼朝のせりふ「十八日は幼い頃から正観音を安置して放生をしてきた日だ。戦いでそれを汚したくない...」が目についた。  平治の乱後、池禅尼の嘆願などにより一命を取り留めた。そのときの胸中は如何に?  時は下って、鎌倉に入り鶴岡八幡宮にて放生会する。そのときの胸中は如何に?

2021/10/13

大姫の入内運動から、頼朝の死を経て宮将軍と得宗家による執権政治の確立までの下巻。 義時が活躍してるので2022年の大河はこの辺りを描くのね。改めてこんな血なまぐさい時代をどうエンタメにするのか楽しみだ。 源氏は脳筋が多く、頼朝の息子たちは2代目らしい甘さをもっていて、北条が権力を奪ったというより、頼朝が源氏に珍しい政治力と先を見据える計画性を持っていたように感じるようになった。その能力は伊豆に流されたこと以外に、妻の一族である北条氏の影響もあったんじゃないか。と思えば北条氏が引き継ぐ結末も必然に感じた

2020/02/01

kazuchan1209

武家政権が維持できたのは北条政子のおかげ。すごい人だと思った。血なまぐさい吾妻鏡の物語が終わり、巻末に「物語は太平記へ続く-」と記されるが、私の頭の中では「ゴーストオブツシマに続く-」と連想され、一人で笑ってしまった。吾妻鏡を読んだことで、2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」への期待が高まった。

2020/08/06

みなみ

あれ、登録してなかった。頼朝の死から始まり、三代将軍の暗殺、承久の乱へと進んでいく。唐突に、…ではないのだろうが、でも突然頼家の男色シーンが出てきてちょっと笑っちゃった(笑)実朝の和歌をちゃんとじっくり読んだのは初めてかも。どんな思いでこの歌を詠んでいたのか、こんな若い時分に…と思うとなんともいえない気分になる。

2016/04/29

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