松本清張小説セレクション 第18巻 空の城
松本清張小説セレクション 第18巻 空の城 / 感想・レビュー
ラムネ
会社が大きくなるほど、内向きな仕事が増える。 その会社独特の”忖度”すべき空気を理解し、 踏み込んではいけない領域を把握することで、 新人はその会社の社員となっていく。 伝統的な企業であるほど、 経済合理性よりその会社独特のルールが優先される。 この物語は、歴史ある堅実な商社が石油事業に乗り出し、 海外の国営企業と提携することから始まる。 笑えないし、今も状況は変わらない。
2017/03/30
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