松本清張小説セレクション 第33巻 短篇集2
松本清張小説セレクション 第33巻 短篇集2 / 感想・レビュー
レビ
「或る小倉日記 伝」が読みたくて借りた。これはとてもよかったが、その他の短編はねじれたプライドの持ち主が主人公のことが多く、少し辛かった。「黒地の絵」は戦争の悲惨さに読み終えた後、数日気が晴れなかった。戦争のない世界になりますように。
2017/11/05
고정수
以前曺泳日氏が清張の小説の味は中年になってこそわかると言っていたが、それはミステリーの系統に属さない作品に、よりあてはまるようだ。本書に収められた短編にもすべてそのような人生の(苦い)味を味わうことができる
2018/10/26
感想・レビューをもっと見る