犬の人生 (村上春樹翻訳ライブラリー s- 1)
犬の人生 (村上春樹翻訳ライブラリー s- 1) / 感想・レビュー
ベイマックス
図書館本。村上春樹氏訳で借りてみたけど、どうしてか海外作品苦手なんですよね。昔、ミステリーにはまっていた時は、アガサクリスティーとか頑張って読んだけど…。村上作品は好きなんですが、その村上氏が訳する作家に魅力を感じないのは何故なんだろう?
2020/09/16
miroku
小説?詩人だけあって、なんか散文的・・・。
2017/03/04
佐島楓
タイトルに惹かれ購入した短編集。表題作はイメージしていたものと全然違った。どの短編も、少しずつずれた人たちが描かれている。そこに魅力を感じられるかどうか。あと、輪廻という概念はアメリカ人(おそらくキリスト教徒)にもあるのだろうか。不思議な作品集だった。
2012/08/12
春ドーナツ
先日読んだレイモンド・カーヴァーの短篇集「象」の「解題」にストランドの詩が紹介されていた。それが本書を再読する呼び水となった。『物事を崩さぬために』野原の中で/僕のぶんだけ/野原が欠けている。/いつだって/そうなんだ。/どこにいても/僕はその欠けた部分。/歩いていると/僕は空気を分かつのだけれど/いつも決まって/空気がさっと動いて/僕がそれまでいた空間を/塞いでいく。/僕らはみんな動くための/理由をもっているけど/僕が動くのは/物事を崩さぬため。*調べてみたら「ほとんど見えない」という本も訳出されている。
2020/04/09
春ドーナツ
「翻訳ほとんど全仕事」に触発されて、再読第一弾は「犬の生活」にしようと考えていた。題名をチャップリンの喜劇と混同していた為、検索に手こずる。詩人が書いた短篇集。基本的に「何のこっちゃ」なのだけれど、その言葉の波に「ひょい」、テンポよく乗れると、内容とは別の次元でしみじみと心に響いてくるものがある。私の場合「ケパロス」がそうだった。
2017/06/22
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