谷崎潤一郎全集 - 第八巻
谷崎潤一郎全集 - 第八巻 / 感想・レビュー
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「鮫人」は後半もぜひ書いて欲しかった。「私」、「途上」は極上のミステリー。
2019/07/25
MatsumotoShuji
書き始めたものの全然面白くないからユニークなキャラを登場させ、それでも面白くないからミステリアスなエピソードを加え、それでも面白くないからさらに謎めいたキャラを放り込み、それでも面白くないから中断……という谷崎の心理だけは面白い「鮫人」。あとの短篇もそれぞれ谷崎らしいけど決め手に欠ける。一番楽しめたのは一番谷崎らしくない「蘇東坡」でした。
2019/01/25
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