谷崎潤一郎全集 - 第九巻
谷崎潤一郎全集 - 第九巻 / 感想・レビュー
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「愛すればこそ」、「お国と五平」等、この巻は戯曲が多い。いづれも谷崎らしい作品。
2019/07/26
MatsumotoShuji
さるお方のお達しにより順序を入れ替えて先に読んだ。三十代に書かれた戯曲集。共通するのは盲目隷従の愛憎模様。「白狐の湯」は鏡花的で、ちょっと毛色が違うかも、いや盲目という点では共通? 「藝術一家言」ではかなりしつこく漱石「明暗」を叩いているのが興味深い。
2017/03/31
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