谷崎潤一郎全集 - 第二十二巻
谷崎潤一郎全集 - 第二十二巻 / 感想・レビュー
訪問者
戦後になっても谷崎先生の快進撃は続く。「鍵」もまた谷崎潤一郎を代表する傑作の一つ。「過酸化マンガン水の夢」、「夢の浮橋」も素晴らしい。
2019/08/20
訪問者
戦後になっても谷崎先生の快進撃は続く。「鍵」もまた谷崎潤一郎を代表する傑作の一つ。しかし、あの「細雪」の後で、この作品を書き上げたのだから、正に谷崎先生恐るべしである。「過酸化マンガン水の夢」、「夢の浮橋」も素晴らしい。
2023/09/14
MatsumotoShuji
谷崎って瞬間風速的な作家かと思ってたけどデビュー作から晩年に至るまで常にセンセーショナルで高い水準の小説を書き続けてきた人だったんだ。こんな人は他にいないよね。この巻にも「鍵」という超問題作が収載。56歳の男が45歳の女体に溺れる。ぐさぐさと突き刺さっていろいろ痛いぞ。ま、それはともかく、血圧はしっかり下げときましょうね。
2019/12/10
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