ワイド版 マンガ日本の古典25-奥の細道 (全集)
ワイド版 マンガ日本の古典25-奥の細道 (全集) / 感想・レビュー
剛腕伝説
松尾芭蕉の【奥の細道】。中でも平泉から出羽路の件に重きを置いて漫画家の矢口高雄が作品に仕上げている。 義経終焉の跡・高舘の館で詠んだ『夏草や兵どもが夢の跡』を皮切りに、『卯の花に兼房見ゆる白毛かな』(曾良)。伊勢時代に宗房と号していた頃に最初に詠んだ『春や来し年や行きけん小晦日』。江戸に芭蕉庵を構えて詠んだ『ばせを植てまづにくむ萩の二葉かな』等々。矢口高雄はこの作品の為4ヶ月、他の仕事を断り心血を注いだとの事。その労力に相応しい力作となっている。矢口高雄、恐るべし!
2023/04/12
さくら
以前に奥の細道を読んで、なかなか面白いと思ったが、少しイメージの湧かないところがあった。マンガで読むとよくわかる。夏草、最上川、山寺、、 また俳諧についての説明もあり、芭蕉の生活がよくわかる。 確かに曽良は若くて可愛く描きすぎ。
2024/01/16
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