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双調平家物語 5 父子の巻・保元の巻

双調平家物語 5 父子の巻・保元の巻

双調平家物語 5 父子の巻・保元の巻

作家
橋本治
出版社
中央公論新社
発売日
1999-10-01
ISBN
9784124901252
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双調平家物語 5 父子の巻・保元の巻 / 感想・レビュー

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はなん

やっと。。やっと白河天皇が登場!(笑)今回はしかし、平家物語だとは完全に忘れて某奈良時代TVドラマ2本を思い描きつつ平城京を楽しむ1冊と相成りました。それはそれで楽しかった!女帝の困ったさんたちとか、藤原摂関家の栄華。そういうものもあちらこちらで少しずつ知識を得ていたので理解でき、先が楽しみになっている。けど、まあ、「平家物語」じゃないけどね(爆)次巻は保元の巻になるので、いよいよ平家も登場なのか?すでに図書館に本はあるっ!取にいかねば!なのです。

2012/03/04

ybhkr

やっと平家らしき名前が出てきたが……!女帝のあわれ。四十路ではじめて恋をする。尊敬からの恋心。持統天皇から続く女性が皇室を動かす時代の終焉。頻繁に起こるクーデターと遷都。小説で読むからかな?実質は200年くらいかかっているから。女性が実父よりも上の立場になった時、実家よりも皇室をとるかんじ。打算渦巻くやりとり。みんな我が子かわゆし。寵愛を注いだ女の生んだ子を東宮にすることが父として男としての愛。私情だらけの天皇家である。白河天皇までやっときた。

2013/09/06

まりこ

日本での女禍は、スケールは小さい。感情が優先されると、どうしようとなくて、じわじわと災いが広がる感じ。絡み合った血縁関係は分かりにくいが、取捨された史実が多いので割りと分りやすくなっている。

2018/07/18

のら

孝謙天皇〜嵯峨天皇、冷泉天皇〜白河天皇。平清盛の実父とも言われる白河天皇がやっと巻末に登場します。平安初期から中期もじっくり書いてほしかったなあ。仲麻呂の乱での自滅や称徳女帝の愚かさが心をざわつかせたのに比べて、道長栄華の周辺があっさりしすぎて物足りませんでした。説明文を読む感じで…。望月と自ら喩えた日本史上空前の栄華の光と影をもっと橋本さんの筆で描いてほしかったです。巻名に保元とあるので、察するところ、計画より遅れたので端折ったのでは。

2015/05/06

ちょろいも

平安時代は駆け足だったなあ、と思うわたしはすでに何か間違っている気がする。

2011/06/03

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