双調平家物語 7 乱の巻
双調平家物語 7 乱の巻 / 感想・レビュー
huanghongyang
白河天皇、鳥羽天皇、藤原頼長等当時の権力者は男色にふけり、男色相手が出世したようだ。
2011/10/12
zeroset
「乱の巻」とあるが実際は前段である鳥羽院政期の話で、乱勃発は次に持ち越し。前半は鳥羽院と待賢門院が、後半は美福門院と藤原頼長がメインとなって物語を動かす。何と言っても頼長のキャラが強烈。このあたりから大河『平清盛』でおなじみの人物、事件も頻出するようになり、ドラマのシーンや俳優が思い出されて懐かしい(ただし清盛自身は、史実同様まだまだモブ扱いでしかないが)。
2020/11/26
のら
【メモ】鳥羽天皇〜近衛天皇。璋子の入内に始まり、近衛天皇崩御で終わり。ちょうど大河ドラマ「平清盛」の初期から中盤といったところ。清盛の出番は祇園社乱闘事件くらいで、鳥羽院・待賢門院璋子・美福門院得子の愛憎、摂関家の忠実パパ・次男頼長vs長男忠通・美福門院がメイン、、、なのだが本書後半の左府さまの男色エピソードが頭の中でぐるぐるしてて、まともな感想が今巻は書けませぬ。次巻が保元の乱かな?
2015/07/30
ybhkr
頼長の濃厚なホモ巻。男色相関図ついていたけど、ほぼ頼長の性関係を知るための系図でした……。男と関係持ちすぎやろ。頼長、よく子供作れたね。男色に目覚めてからも作ってるし、しかも男子ばかり四人も。平家物語的に、待賢門院、美福門院、崇徳天皇と、かなり重要なエピソード満載の巻なのに、頼長のホモォエピソードに後半全部持っていかれてしまいました……。7巻まで読んで今さらですが、このシリーズは平家物語のスピンオフというかクロスオーバー的なものなのでしょうか?清盛がやっと出てきたのに出番があれだけとは解せぬ。
2013/09/19
直
男色も絡んで系図複雑すぎ。頼長終始一貫して攻め。
2010/09/27
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