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双調平家物語 14 治承の巻 2(承前)・源氏の巻

双調平家物語 14 治承の巻 2(承前)・源氏の巻

双調平家物語 14 治承の巻 2(承前)・源氏の巻

作家
橋本治
出版社
中央公論新社
発売日
2006-12-01
ISBN
9784124901344
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双調平家物語 14 治承の巻 2(承前)・源氏の巻 / 感想・レビュー

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小葉

以仁王の乱の顛末、福原遷都、文覚の偽院宣、頼朝挙兵。盛遠(文覚)の袈裟御前への横恋慕エピソードが強烈。遷都の理由がよくわからない。

2012/06/18

zeroset

以仁王・頼政の敗死から石橋山の合戦まで。全体的に源氏側中心の巻。平家は緊張感の無いままに各反乱に対応、清盛が思いつきで遷都したくらいの事しかしていない。いよいよ治承・寿永の乱がはじまり、合戦の描写に力が入るが、あと一巻しか無い中で、富士川の戦い、南都焼討、木曽義仲、一ノ谷、屋島、壇ノ浦とやっていかなければならないんだけど、頁が足りるのだろうか。……足りないんだろうなあ。だいぶ省かれるんだろうなあ……。

2021/06/29

のら

安徳天皇期。以仁王の乱から頼朝決起まで。途中に福原遷都あり。本物の戦描写より政争の方が好きなので、この巻はキツイ。頼政も機を見るに疎く、頼朝は情けなく、文覚聖人は無茶過ぎだし、宗盛はアホだし…。宇治川を馬筏で渡る足利又太郎忠綱以外に私のヒーローがいないのであった。あと1巻、諸行無常を見届けたい。

2015/08/21

ybhkr

やっと平家になったと思ったらもう源氏にいってしまった。諸行無常を繰り返し、そして、平家も諸行無常。なんやかんやで栄華を極めたのは清盛の代でだけだったんだな。政子について一章くらいつかってねっとり書くかと思ったらそうでもなく、文覚は殺した女のことまでいやらしいくらい書く不思議。治ちゃんのセレクトが微妙だが絶妙な気はする。驕れる平家は頼朝の存在の意味に気づかないまま最終巻へ。文庫は16巻までいくのね。

2014/01/29

ちょろいも

積み上げられた積み木は少しずつ重心がずれていく。もうすぐ最後の1片が乗せられる。

2012/10/23

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