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触発 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 44-12)

触発 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 44-12)

触発 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 44-12)

作家
今野敏
出版社
中央公論新社
発売日
1998-10-01
ISBN
9784125005638
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触発 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 44-12) / 感想・レビュー

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くまんちゅ

いろいろな面でプロフェッショナルを感じる作品でした。実際に自衛官が捜査本部に出向するなんてことはあるんでしょうかねぇ。まぁ、それは置いておいても、爆弾犯を追う刑事や自衛官だけでなく、言い方はおかしいかもしれませんが、爆弾を仕掛ける犯人のほうにも「プロのプライド」みたいなものを感じました。それに地味ですが、事件解決に寄与したホテルで働く人たちも「プロ」でしたね。

2015/07/31

まろ

結構古い本なだけあって、今と違う今野さんの言葉の使い方に所々違和感はあったけど、ぐいぐい引き込む力があった。昼食を食べながら読んだけど、これは食べながら読む本じゃないな。。

2014/02/07

えむ

地下鉄霞ヶ関駅で爆破事件が起きる。碓氷行一(警視庁捜査一課部長刑事)は、自衛隊から出向してきた岸辺和也三等陸曹、横井正三等陸曹と特別班を組み爆弾捜査にあたる。碓氷シリーズ第一巻。96年作品なのでOSがW95なんですね。今の時代なら防犯カメラがあるので、犯人の特定も容易になる。時代が進み技術が進化すると、小説家も作品を創るのが大変です。14

2013/11/04

ころも

和也&横井の自衛隊コンビが気に入った。/「まかせろよ。こういう捜査は刑事の出番なんだ」、適材適所で本領を発揮している人は活きいきとして輝いている。適材を適所に配置できるかどうか、なおかつ配置した上でその人材が持てる最大限の力を発揮できる環境にあるかの予測、そして気配り。「先を読む」とはこういうことだな。いかに効率を上げるか。そこでふと思う。これがポジティブな方向にいくならともかく、ネガティブな方向に突き進んだときの集団の恐ろしさを。/ところで結局表紙のイラストは誰が誰だ?なんとなく右上は和也な気がするが。

2012/12/07

あまねあこ

日本で起きた爆弾テロ。日本って平和ボケしてるんだなぁ…と思え、戦う自衛官が恰好よく見える一冊でした。また本筋とは別に、中で展開される大学助教授の日本人の考察が中々面白かったです。

2013/12/31

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