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巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-2)

巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-2)

巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-2)

作家
京極夏彦
出版社
中央公論新社
発売日
2002-02-01
ISBN
9784125007496
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巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-2) / 感想・レビュー

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いちろく

久々の再読。当時、表紙と百物語のイメージから妖怪の怪談集と勘違いして手にとったのも良い思い出。結果的にいい意味で期待を裏切ってくれた作品でした。人の悪事に対して、妖怪の仕業に仕立てることで解決していくシリーズ。大掛かりな仕掛けは、必殺仕事人のような痛快さにも通じる印象。昔見たアニメ版を、また見たくなってしまった。

2014/11/18

かかし榮汰朗

面白いけど物足りない! 必殺仕事人的なストーリーは嫌いではないのだが、いかんせんテンポが早すぎる。京極堂のシリーズならば憑き物落としの場面で大きなカタルシスを感じるのだが、本作品にはそれがない。舞首は良かったけれど、他の話はすぐに忘れてしまいそう。短編ではなく、中編~長編くらいのボリュームで読みたいなぁ。続刊はどうなのだろう?

2015/09/24

シナモン

久々に再読。虚に実を織り交ぜて語られる怪談・奇談。妖怪になぞらえて人の悪事を不思議のままに終わらせる、又市一味の仕掛けに酔いしれます。短編7編を収録したシリーズ1作目。お気に入りは「小豆洗い」「帷子辻」です。

2014/09/23

霜月

再読。でもやっぱり面白くて最後まで一気でした。この作品の中の死んだら人は人でなく、モノになる・・・というところに何度となく励まされています。いろんな人と自分を比べてどうしようもなく落ち込んでしまった時、妙な焦りや嫉妬を覚えず、肩の力を抜くことができます。気楽に楽しめるけど私にとっては深い作品です。

2013/06/18

てんぱい

とても読みやすかった。百鬼夜行シリーズに比べてだけど。怪異の裏にはこんな仕掛けがあるのか。

2012/01/11

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