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後巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-5)

後巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-5)

後巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-5)

作家
京極夏彦
出版社
中央公論新社
発売日
2006-02-01
ISBN
9784125009339
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後巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-5) / 感想・レビュー

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とし

シリーズ最終巻にして直木賞受賞作。御行の又市らと別れて40年後の百介老人が、怪談好きな若者たちを相手に過去を回顧する形で様々な物語を紡ぐ。明治初期が舞台のこの物語が、戦後を描いた「京極堂シリーズ」と地続きになる演出に、ファンは大喜びしただろう。語り口調の文体に好悪はあるだろうが、面白いものは面白い。

2015/07/11

いづみ

【祝!京極夏彦デビュー20周年】再読。百鬼夜行読みこんでから読むとつながりがそこここに見えて面白かった。

2014/10/03

ja^2

これは拙いことになった。私は再びこの世界に引きずり込まれたようなのだ。この世界──そう、京極ワールドにである。▼以前に魅き込まれたのは十数年前だっただろうか。あの時も暫く抜け出せないで難渋したのだ。でもある時、ぱたっとやめることができた。まるで憑き物が落ちたように。▼今回もその時が来るまで読み続けるのだ、きっと。この巷説百物語シリーズを。読み続けながら、その時が来るのをじっと待つしかない。その時──、その時きっと、りんと鈴の音が鳴って、「御行奉為(おんぎょうしたてまつる)」の声が聞こえるのだ。

2019/08/11

烏骨鶏

再読ですが、最初の一話はすごく覚えてるけど、後の奴は一寸・・・ 今後の人生、好きだったけど思い出せない本を再読して行かなければいけないのかと暗澹たる思いに浸る。。 さはあれ、ともかく私、この又一さんのシリーズ大好きなんです。過去はお話になってしまうけど、生きてくってことの思いが、なんちゅうか・・・

2022/06/01

fengui

百介は好々爺となって生活しています。 不思議な物語を聞きにくる若者に語る百介。 又市一行のことに思いを馳せつつ語られる物語。最終作、なのかなぁ。

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