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樹上のゆりかご (C・NovelsFantasia お 2-10)

樹上のゆりかご (C・NovelsFantasia お 2-10)

樹上のゆりかご (C・NovelsFantasia お 2-10)

作家
荻原規子
香坂 ゆう
出版社
中央公論新社
発売日
2006-06-01
ISBN
9784125009469
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樹上のゆりかご (C・NovelsFantasia お 2-10) / 感想・レビュー

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こげぱん

なんだか消化不良な終わり方でした。サロメになぞらえてるんですよね。振り向いてもらえないのであれば貴方の死を望みますって事だから、結局の所は自分を認めてもらいたかっただけでいいのかな?途中に女性は男性より立場が弱い的な部分があったので、女性代表として物申したいのかなと思ったりもしたけど、そうじゃなさそうだね…ちょっとモヤモヤしててうまくまとまらなかった

2010/06/23

U

ああ〜、そうか、『これは王国のかぎ』の子かあ。読むまで知らなかった……!ずいぶん積んでいたのをやっと消化。面白い、というより興味深いお話でした。このデリカシーの無さは逆にすげえなと思っていた夏郎の印象が、話が進むにつれ、何こいつすごい良いキャラしてるな!に変わっていくのがいい。夏祭りあたりからほんと好きです。ハールーンと彼に関わりがあったらいいような、でもハールーンにそんな美味しい思いしてほしくないような(笑)不思議な、微笑ましいような気分。サロメ論議も面白かったです。

2014/09/17

結構難しくて印象がつかみ辛い話だった… でもサロメ考証は面白かったです。ああいう、文学を通して「これが高校生の意見かよ!?」みたいなことを、考えていた覚えがちょっとあるので(笑) 高校生ならではの子供っぽさと大人っぽさの複雑な感じは、なかなか楽しめたかな。

2011/09/11

メイロング

これ「王国のかぎ」の続編だー。なのに。この温度差はなにごと? 前作と同一人物とは思えない主人公ひろみ。現在の荻原さんが見つめる自分の高校時代、という姿勢が混じっているせいか。ひろみの精神年齢が高すぎる気がしました。この先ずっと周りがバカに思えて人生楽しくないのではないか、と心配になるほどの判断の(頭の)良さを見せてしまっている。男子の領分、女子の領分をはっきり描いてみせた小説としてはグッド。でも現役高校生はきついかもね。ドリちゃんの声は斎賀みつき以外にはない。

2011/03/02

ろみ

再読。「これは王国のかぎ」と同主人公のお話ですが、こちらはファンタジー要素なし、王道の学生生活。何か面白そうが学校だなあ。

2013/12/12

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