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ニライカナイの語り部: 作家六波羅一輝の推理 (C・Novels 91-3)

ニライカナイの語り部: 作家六波羅一輝の推理 (C・Novels 91-3)

ニライカナイの語り部: 作家六波羅一輝の推理 (C・Novels 91-3)

作家
鯨統一郎
出版社
中央公論新社
発売日
2008-01-01
ISBN
9784125010175
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ニライカナイの語り部: 作家六波羅一輝の推理 (C・Novels 91-3) / 感想・レビュー

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二葉

犯人の意外性は良かっただけに、もう少しミステリ色を出してもらいたかった

2017/12/11

左近

民俗学を取り入れた、語り部シリーズ2作目。小説の取材のために沖縄を訪れた、推理作家の六波羅一輝と編集者の北村みなみは、テーマパーク建設計画を巡るゴタゴタに遭遇する…今回はニライカナイ伝説。深く追究すれば、いろいろ出てきそうなところだけど、サラリとまとめた印象。何となく、スサノヲが蓑笠姿で追放され、根の国へ赴いた話や、天の岩戸伝説を連想したが、より広い海洋世界という枠組みに持っていったのね。一輝がわけわからん恐怖症を発症したり、みなみがわかりやすい態度に出たりするあたり、やっぱり鯨統一郎。

2013/01/24

sataz

二作目、沖縄の伝承を使ったミステリ。謎解き部分&伝承との絡みは今ひとつな気がした。読みやすいし、主要人物二人(作家六波羅と担当編集者)その他の人物のやり取りなどは、雰囲気よかったので、まあまあかな。

2012/02/09

conami

民俗学の追究もも弱まっていて、設定のすべてが中途半端になっている印象を受ける作品でした。著者に期待しすぎたかな?あと2作あるということなので少しは期待させてもらってもいいよね。一輝が一輝さま☆からどんどん離れていくぅぅぅ。みなみは相変わらず幼稚だし。コミカルを文章で表すのは難しそうですね。

2011/11/25

djebel

鯨さんの作品の中ではシリアスな方面ですが、相変わらず文章は軽妙です。前作より主人公の自動筆記状態の神がかりさ加減は薄まって、本格ミステリー寄りに仕上がっているのですが、キャラクターの魅力は薄まったかなと感じました。あと、もう少しニライカナイの謎に近づいて欲しかった。この小説の前に、「新・日本の七不思議」を読んだだけに・・・

2011/10/29

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