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〈本の姫〉は謳う 4 (C・NovelsFantasia た 3-5)

〈本の姫〉は謳う 4 (C・NovelsFantasia た 3-5)

〈本の姫〉は謳う 4 (C・NovelsFantasia た 3-5)

作家
多崎礼
山本ヤマト
出版社
中央公論新社
発売日
2008-09-01
ISBN
9784125010489
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〈本の姫〉は謳う 4 (C・NovelsFantasia た 3-5) / 感想・レビュー

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ゆきちん

要は「パンドラの匣」的なバラ撒かれた厄災=スペルを世界の滅亡を避けるため回収してるアンガスと本の姫たちなんだけど、もう一つの堕天使「俺」の物語と合わせて、誰が何故なんのためにどうやってバラ撒いたのか、どうなるのか、どうすればいいのかが一気に明らかになっていく。アンガス側と俺側で呼応するように事態は急変し盛り上がり、もう目が離せない。2つの世界の接点が明らかになったとき…!「我々は一人ではない」「希望を捨ててはならない」本と歌とで繰り返されるメッセージ。青くさく思うかもしれない。けれど必要な時がきっとある。

2017/10/26

たるき( ´ ▽ ` )ノ

かけがえのないものを奪われてしまったとき、相手を憎まずにいられるだろうか。私には自信がない。アンガスはどんな風に決着をつけるのか、絶望に飲み込まれてしまうのではないか、ずっとずっとハラハラしながら読み進めた。これは私のための物語だったのかもしれない、と思わせてくれる終わり方が最高!

2023/08/06

ミルルン

最終巻。アンガス側もアザゼル側も目が離せない展開でした。悲しい出来事もありましたが、ふたつの世界がきれいにつながっていって、どっちの世界のラストもいいなと思えるものでした。姫の正体も、そうきたか~と思ったけど、納得でした。最後に大きなひとつの流れが見えてくるという構成も好みで、すべてがわかったうえで、最初から読み返してみたいと思いました。

2015/07/24

nana

図書館:終わりました〜(^_^;)面白かったけど難しかった…。ハッピーエンドで良かったです。「立ち上がれ。希望はまだ、死んではいない」

2017/01/17

みなみ

元々、阿津川辰海さんが読書日記上でお勧めしていて手に取ったシリーズの最終作。文字を集めるアンガスの話と昔の出来事も綺麗に繋がり、大団円。苦しくても一人じゃない、希望は捨ててはいけないと勇気づけてくれる優しい本だった。悩んで苦しみつつ、現状を打開しようと泥臭く足掻く人間の姿をみていると、頑張れば(必ずではないけれど)報われるのだと信じたくなる。

2023/11/27

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