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西巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-7)

西巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-7)

西巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-7)

作家
京極夏彦
東雲 騎人
出版社
中央公論新社
発売日
2012-08-24
ISBN
9784125012131
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西巷説百物語 (C・Novels BIBLIOTHEQUE 73-7) / 感想・レビュー

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テツ

巷説百物語シリーズ。お馴染みの御行の又市ではなく彼の兄弟分である靄船の林蔵が『西巷説百物語』のタイトル通り大阪を舞台に、様々な事件に纏わる人々の凝った感情を妖怪に変化させて決着をつけさせる。登場人物の違いはあれどシリーズのファンなら違和感なく入り込める世界で安心して読める。最終話『野狐』で登場する又市が嬉しいな。「これで終いの金比羅さんや─」も良いけれどやっぱり又市の「御行奉為」をまた読みたい。巷説百物語シリーズの新作をずっと待っています。

2016/10/27

ロア

うあああ〜もう身悶えする程良かった!最終話の「野狐」では大好きな又市にも会えて本気の嬉し泣き。゚(゚^ω^゚)゚。林蔵も優しいんだ。毎回最後のチャンスを与えて、なんとか救ってあげたいって気持ちがね…伝わってきた!あと、上方言葉の会話がすごくいい(*´∀`*)ついつい音読してしまったよ(笑)「芝右衛門狸」が大好きなんだけど今回の「豆狸」も良かった!ストーリーが良いのはもちろん、あの絵と解説文を見る度に吹き出さずにはいられない(笑)

2015/03/17

END

又市とは一味違う林蔵の仕掛け。結果的に人死には出るけど、救いの道が残されてるのが今までのシリーズと違う所。出てくる人間も悪人なんだけど、それでもその人によって救われてる人間も居るってのが深いなって思う。そういう意味では『豆狸』が一番面白かった。やっぱり又市が出てくると、安心するね。このシリーズは今のところここまでなんだよね?まだ語られてない話を早く書いてもらいたい。

2014/11/16

shibatay

舞台を関西においての巷説百物語。仕掛けるのは林蔵。林蔵の印象は他シリーズではさほど強くなったが、本作で姿形の描写がないのにたいそうな色男で魅力的だと思わせるのがさすが、キャラ立たせの名人京極夏彦。大阪という土地柄を意識した物語構成で、江戸ものとはやはり読後感が違う。妻を愛し過ぎたがゆえに鬼になった男の話がいちばん好きかな。最終話は他シリーズとのつながりも読めて、最後まで突っ張った女の生き様の哀しさが際立った。

2013/04/21

猫又まこ

昔はしつこいと思った著者の文章だけど、厚さのわりにさらっと読めた。各話の主人公の語りから始まり、それが他者から見たときどれだけ異常かという落差が面白い。落差が大きいという意味で「鍛冶がかか」が一番、ハッピーエンドという点から「豆狸」が好きだった。

2012/10/30

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