夜を歩けば2 - ガテラルデイズ (C・NovelsFantasia あ 4-9)
夜を歩けば2 - ガテラルデイズ (C・NovelsFantasia あ 4-9) / 感想・レビュー
シュエパイ
私はここよ、ここにいるのよって、いくら歌っても、明日には忘れ去られてしまうような、けれどやっぱり叫ばずにはいられないような、衝動のお話でした。明確な理由や目的がなくっても、私は貴方の傍にいたいよと。聖母が歌い、王子様が俯く、少しだけ相似系の二人なんだと、ぼんやりおもうのです。最後の二行に、ほっとして、胸を刺されました。次も、青い炎の物語なのかな、それともガラス片なのかな。楽しみです
2014/06/28
さーさん
シリーズ2巻。一野たちがサイトウリサーチに所属するきっかけとなった人気バンド関係者の集団暴行事件が再び起こり、一野は花梨を連れて調査することに。犯人に関しては予想通りだったが、サイトウリサーチメンバーの過去話が絡んできてきて、一野総嫌われの現状に納得もできた。ひねくれているなりに一野も花梨を気遣っている風で、さてどう転がるかなぁと続きが気になる。
2021/08/25
ちゃか
ある人気バンドの周辺で、集団暴行事件が起こる。それは真冬の友人や、宮村たちがサイトウリサーチに属する原因となった「2年前の事件」に状況が酷似していて。2年前の事件。真冬が一野を殺したいと思うような、事件ですが。これもバンドの周辺で集団暴行事件が起こる者だった。真冬と一野が出会い、それに対処しようと行動するわけですが、一野が最後に出した解決方法がとんでもないよなぁ、というか、ろくでもないというべきか。流石、外側にいる奴はやることが違う。
2014/06/25
しぇん
現代異能ファンタジー第二段。相変わらず、あやめゆう先生の軽い文体からの少し重い物語、そして壊れている主人公と自分好みの物語でした。今回は集団暴行というテーマの割には、倫理観など壊れている主人公が何も気にしないせいか良くも悪くも非常にあっさりと読めてしまいましたが。物語の最後の一行でいきなり物語が又動いてしまっていますが、次の三巻で早くも完結との事。もう少し読みたかったので少し残念ですが、楽しみに待ちたいと思います。
2014/06/25
アヒコ
「もしかしたら自分がそうなるかもしれない」その不安が付き纏うヒトデナシ。結局は彼も人なのだ。もどかしいというよりは、つかず離れずといった二人が良い。
2014/06/26
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