日本を解き放つ
日本を解き放つ / 感想・レビュー
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世界がそこで「秘密を打ち明ける」ような世界と私との特別な関わり方=「インティマシー」と、そのようにしてある世界の「完備性」のようなもの=「インテグリティー」という、日本哲学研究者トマス・カスリスの視点を軸に日本の思考を考えると同時に、どん詰まりの「哲学」をどう始めるかを(インティマシーは、世界へのある独特なスタンスとして哲学の始点とも取れるわけで)考えていく本。
2021/08/15
ぬにぇ
大きく変化する現代世界にあって、その表面的な影響力(広がり)を増した日本文化が、今後の世界(人間社会?)に貢献できるようになっていくことを目的としている、哲学対談。 この本から一度で理解できたことはおそらくほぼない。読み終わった今の自分に残っているのは、知(知識量という意味ではなく)への渇望、思考が必要だという切迫感、希望と焦りそんなとこ。
2024/10/06
おっち
会社からリベラルアーツの課題図書で読まされたが、まぁビジネスとはかけ離れた畑違いの分野。空海や世阿弥をよく知らない僕には難読な1冊だった
2022/11/18
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