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実践としての統計学

実践としての統計学

実践としての統計学

作家
佐伯胖
松原 望
出版社
東京大学出版会
発売日
2000-01-25
ISBN
9784130420709
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実践としての統計学 / 感想・レビュー

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がっち

統計学の手法についてや数式についてはほぼない。しかし、統計学をどうとらえるかという考え方が書いてある。統計学とはどのようなものなのか、統計学にだまされないための統計学、そしてどのように統計をつくるのか。それらがわかる本である。内容自体は難しいが、理解してほしい本だと思われる。

2013/05/22

Naohiko Oikawa

統計学的の手法(How)の羅列ではなく、意味(What,Why)が説明されている本。 特に3章「因果関係を推定する」は、相関的研究と実験的研究の違い(因果関係までわかるのは後者のみ)、無作為抽出と無作為配分の違い(前者は外部妥当性=結果が一般化できるかを担保、後者は内部妥当性=結果が現実を反映しているかを担保)、科学的探求における内部妥当性のより高い重要度、type II errorを解決するための組織的配分と無作為配分の組み合わせなど、実験を活用した意思決定で活用される概念がバランスよく整理されている。

2015/03/01

MasakiZACKY

統計のやり方や理論についてではなく、実践における本質的な問題に迫った一冊。ベイズ的アプローチの部分は特に難しくて抜かしてしまったのでまたチャレンジしたい。練習問題も。統計学に少しでも関係しているなら触れておきたい話題ばかり。必読。

2013/07/01

key-channel

その名のとおり、統計学を実践するときに注意したいことや、統計学の理論的背景やそのこころについて書かれている。読み物ではあるものの、一通り学部初級レベルの統計学を学習済みでないと読み進めるのはつらいのではないだろうか。そういう意味ではニッチなターゲットを狙っているのか。今やデータサイエンスが広まった現代ではちょっと古さを感じる。

2022/03/15

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