科学する文化 (シリーズ 学びと文化 3)
科学する文化 (シリーズ 学びと文化 3) / 感想・レビュー
Ryosuke Tanaka
「教育の目的」ということにはあまり触れられていなかったが、「科学が学ばれる」ための諸条件、という観点からは非常に興味深い一冊だった(正解を知っている教師がいるとプロセスは教えられない、とか)。佐藤氏と山岡氏の原稿はそれぞれ逆向きの観点でそれはどうなんだ?と思う部分がかなりあったが広中氏の視座はすごい。周辺多様化を掲げながら同時に中央できちんと評価されるという、こういう深さと広さを兼ね備えた人物になりたいものである。
2016/09/07
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