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峠の群像 下

峠の群像 下

峠の群像 下

作家
堺屋太一
出版社
NHK出版
発売日
1982-06-01
ISBN
9784140051023
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峠の群像 下 / 感想・レビュー

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金吾

◎面白かったです。仇討ちまでの経済的・心理的苦悩や討ち入り不参加者の悲劇的扱いが印象に残ります。空気に左右される国民性がうまく表現されている気がします。ラストの近松門左衛門の「それぞれに善意なお人が、それぞれに最善を尽し、それぞれに不幸を作り合うた」は、この作品を一言で表すのに凄くフィットしました。

2021/02/18

sohmah147

気がつけば、狙ったわけでもないのに3月14日に読了していた。昨年12月14日にたまたま東京にいて義士祭を見たことも何かの縁か。松の廊下までの長さに比べると、吉良邸討ち入りまでの記述はあっさりとしている。これがこの作者の持ち味でもあるのだが。別の書籍でもう少し主観的に読んでみたい気もした。

2019/03/14

naoto

3.5 何かしらの思惑による水増し感はあったが、全体を通して楽しめた。赤穂事件での立場の違いによる顛末は感慨深いものがあった。

2014/08/17

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